Julia言語で奏でる詩

80億分の1のあなたへ
 

Julia言語の関数を使用してみる.

カテゴリー: julia言語


今回はJulia言語の関数を使用してみます.プログラムが複雑化してくること処理内容を関数ごとに分けることは必須だと思いますので,簡単に調べておきたいと思います.ただし,本当に基本的な部分だけになります.
(必要に応じてこちらも随時更新していけたらなと思います)

関数の定義

無名関数の定義などもできるようですが,基本的な関数の作り方は以下になります.

# f という引数yを3倍してxと足し算をして関数
function f(x, y)
    return x + y * 3
end

returnがなくても最後にある式を評価して勝手に返してくれるみたいなのですが,個人的には明示した方がいいかなと思います.

自作モジュールの呼び出し

ファイルごとに機能をわけ,他(外部)ファイルを呼び出したい時は以下のようにします.
呼び出し側ファイル,呼び出される側のファイルが共に同階層にファイルがある想定です.

# 呼び出される側
# ファイル名:Foo_test.jl
module Foo
  function f(x, y)
    return x + y * 4
  end
  
  #=
    そのほか,必要な関数を記述
  =#

  # 外部ファイルで使用するには exportが必要
  export f
end

次に呼び出し側のファイルの記述です.

# 呼び出し側
# ファイル名:main.jl

# 外部ファイルの実行
include("./test/Foo_test.jl")
# Mainは省略可「.」は必要
using Main.Foo

ans = Foo.f(2, 3)
return (ans)

終わりに

すごく基本的ですけど,記事にさせていただきました.
80億分の1の誰かの役に立てば良いかなと思います.

幸せになりたいですね.

# 追記
単純に外部ファイルの関数を使用したいだけなら以下の記述で呼び出すだけで良さそうです.

include("***呼び出したい関数が書かれているファイルのパス***.jl")